厚労省から「ブラック企業」最新リストが発表!息子に知らせたいホワイト企業の見分け方

8月15日に厚生労働省から最新のブラック企業リストが公表されたね。これは、5月の公表時から比べて70社近く増えた。ということはどんどん増えてる?

ちなみに、厚労省の発表内容は労働基準関係法令違反に係る公表事案

いやいや、何万社ある企業の内、たったの400社強の公表と言うことは、やっぱり氷山の一角でしかないということよね。

それにしても、電通はさることながら、パナソニックや日本郵便などの大企業が名を連ねているということは、大きい企業に入れば、一生安泰という神話は崩れつつあるということじゃないかな。

ところでおいらは、この話題って他人事じゃないのよね。だって、売り手市場と言われた2016年就職して、苦い体験を強いられた長男を持っており、更には来年大学4年になって、就活が本格化する次男を持っているだもの。

そこで、おいらとしては、どうやったら息子がホワイト企業に出会えるか?その見分け方が、どうしても気になっちゃったから調べてみたよ。

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ホワイト企業の見分け方とは?

ブラック企業の対義語であるわけだけど、そもそもホワイト企業とはなんなんだろうね?

おいらは、働きやすくて、やりがいが持てて、社員を大事にする会社じゃないかなと思うんだけど違う?あっそう、あいまい過ぎるのね。もっと具体的にチェックが必要みたいよ。

  1. 成長起業か?
    いくらいい会社でも給料が払えなければ、いい会社と言えない。売上高や利益や成長や創業年数ぐらいは最低確認が必要のようだね。
  2. 年代別年収でみる
    初任給が高いだけで判断していると、ブラック企業の罠にはまってしまうよ。年代別年収で昇給が妥当であるかや残業代などの記述があいまいではないかなどは重要なポイント。
  3. 離職率でみる
    働きやすき職場=離職率が低い。当然、いい職場なら長く勤めたいよね。
  4. 福利厚生は大事
    福利厚生は、れっきとした報酬なのだから、社員の大事度が図れるはず。
  5. 社員規則を見逃さない
    残業するためのルールであったり、休暇制度であったりが明確になっている企業は、社員守る意思があると考えらるみたいよ。
  6. 人事担当も企業の顔
    面接日程や説明会の案内が余裕をもって送られてくるとか、質問に対する回答が的確で、人柄も見ておこう。何よりも、人事担当が元気あることだね。
  7. 企業の生評判を聞く
    最近では、企業の口コミサイトが一般的になりつつあるので、その生の声を参考にしてみよう。ポジティブな発言が多い企業は信頼性は高そう。

いゃぁ、結構チェックポイントがあるもんだね。と言うことは、反対の注意しなきゃいけない点もある訳だ。

さて、ブラックな企業の罠にはまらないためには、どこをどうチェックするべきかも気になるよね。

ブラック企業の罠にはまらないためには?

じゃぁ、ブラック企業とは?

ブラック企業の定義はこんな感じ。

  1. 長時間労働や過度なノルマを課したり、休憩を取らせなかったり、休日がないなんかもそうだね。
  2. 賃金の未払いやサービス残業などが多いみたい。
  3. パワハラやセクハラが当たり前。

じゃぁ、ブラック企業を見分ける注意点は?

やっぱり、ホワイト企業を見分ける時の真逆になるんだな。

  1. 定着率が低い。つまりは、人の出入りが激しいのは、何かしらの問題がある会社だよ。常時社員を募集している企業は要注意。
  2. 相場より異常に高い給与は疑う必要がありそう。そんなにうまい話はないということ。
  3. あまりにも過度に、信頼や信用を前面に出したり、アットホームな環境をアピールしている場合も注意が必要みたい。更には精神論が正当化される会社も危険、パワハラやセクハラがまかり通る可能性がある。
  4. 試用期間が長いのも、短期的に重労働を強いられる可能性があるので気を付けよう。
  5. 即採用や回答をせかされる場合も、人材不足が疑われるので、そういう企業は避けるべき。
  6. 法的な手続きをしたがらないのはもっての外。平気で募集要項を破棄する可能性があるので、やめた方がいい。
  7. やっぱり、評判の悪い企業は、それなりに問題を抱えてる可能性があるみたい。

まだまだ、あげればキリがなさそうだけど、上記は少なくとも注意するよう伝えるべきだな。

まとめ

近年では、

”ホワイト企業 = 社員の幸せと働きがい、社会への貢献を大切にしている企業”

という定義の元、有識者からなるホワイト企業大賞企画委員会なるものを設置して、そういう企業を増やそうという取り組みもあるようで、世の中も捨てたもんじゃないね。

一方で、いつまでたっても、労働環境が良くなったとは聞かない現実もあったりなんかして、仕事ひとつとっても生きづらくなったもんだな。

おいらも、何十年も前に違う意味の就職挫折を味わって、何とか生きてきたが、息子たちには、多少の苦労はしても、必要以上の苦労はやっぱりさせたくない。

ただ、頭のデキや行いを考えれば、ホワイトな優良企業へ入ることは宝くじに当たるぐらい難しいような気がする。せめて、まっとうな会社に拾われて、汗をかいてお返しできればいいなぁ。調べていく内に、息子たちにそんな企業に出会えるよう励めと言いたくなった、親ばかオヤジなのだ。